初めてでも物語に入りやすい文楽の定番『壺坂観音霊験記』。
小さな行き違いから始まる夫婦の物語が、やがてほっと心がほどける結末へと導かれます。
やさしい余韻が広がるひとときを、お楽しみください。
| 会 場 | 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール |
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チケット 購入・予約 |
全席指定 2,000円 ※茨木市観光協会、茨木市勤労者互助会、OSAKAメセナカード各会員は10%引き(割引は本人のみ。この取り扱いは財団窓口のみ。) 発売日:1月5日(月) 発売初日はweb及び電話の予約受付のみです。 |
| お問い合わせ | (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055 |
| プレイガイド |
ローソンチケット Lコード:51704 |
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太夫・三味線・人形の解説
壺坂観音霊験記~沢市内より山の段
太夫:豊竹藤太夫
三味線:鶴澤燕三
人形:吉田一輔
ほか
人形浄瑠璃文楽座
※内容、出演者は諸事情による変更する場合があります
その昔、土佐町(今の奈良県高取町)に住む盲目の沢市(さわいち)は、妻お里(さと)とともに、細々と暮らしておりました。あるとき、沢市はお里が明け方になると、毎日のように出かけていることに気づき、不貞をはたらいているのではないかと疑って妻を問い詰めました。すると、お里は沢市の目が見えるようにと壺坂寺の観音様に願掛けに行っていたというではないですか。お里を疑ったことを恥じて、沢市も一緒に観音詣りを始めますが、お里のことを思うと目の見えない自分がいない方が幸せになれると考え、谷に身を投げて自らの命を絶ってしまいます。沢市の死を悲しんだお里も後を追い谷に身を投げてしまいます。この二人の夫婦愛を聞き届けた観音様は、不幸な夫婦を救うのでした。
文楽というと、必ず誰かが命を落とす場面があると思われますが、この物語の結末は、晴れやかなハッピーエンドで終幕です。
主催・お問合せ
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
制作協力
(公財)文楽協会
後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会