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生誕100年

※終了しました

松下眞一展

茨木が生んだ鬼才

2022年03月18日 (金) 〜 2022年03月23日 (水)

各日10:00~19:00
※最終日23日は~18:00

会 場

茨木市福祉文化会館(オークシアター)

1階ロビー(第1会場)
2階会議室203(第2会場)

チケット
購入・予約

入場無料

お問い合わせ 茨木市文化振興課 072-620-1810

位相解析学の世界的権威として知られるだけではなく、ヨーロッパの前衛音楽シーンでも活躍し、「茨木讃歌」の作曲家でもある松下眞一。
数学者、作曲家、文筆家、哲学者など多彩な顔を持つ松下眞一の生誕100年を記念して、絵画のような現代音楽の楽譜や書簡、遺品等を展示。

◆松下眞一 プロフィール

理学博士、数学者、作曲家。大阪府茨木市生まれ(1922年10月1日)。旧制茨木中学校(現茨木高等学校)、旧制第三高等学校(現京都大学)を経て九州大学理学部卒業、同大学院(文部省特別研究生)卒業。本質的には音楽では師事したことはないが、学生時代では、作曲・ハーモニーは永井巴、ピアノは中村良治、指揮は朝比奈隆、作曲の基礎は父親である松下久一に指導を受けた。13歳の時、自身初となる第一交響曲を作曲する。
1949年、大阪市立大学理学部助教授(位相調和解析学、ポテンシャル論)を教授する。
1961年フランス科学アカデミー(パリ)より招待。
1961年第35回ウィーン世界音楽祭より招待。同時に開催されたISCM(国際現代音楽協会)国際会議に日本代表として出席。
1962年ローマ国際作曲コンクール入選。
1964年旧西ドイツハンブルク大学の理論物理研究所より招待。同大客員教授及び協同研究員となる。
1965年旧ユーゴスラビアのザグレブビエンナーレに招待。同年、スペインのマドリッド世界音楽祭より招待。ISCM国際音楽委員会により日本代表として参加。
1967年旧西ドイツエルランゲン大学特任教授。
1968年スウェーデン国立放送電子Sスタジオより招待される。世界初のGaborsystem(ガーホルシステムGábor Dénes)に参加。
1972年大阪芸術大学創立委員。
1963年~74年現代音楽祭「大阪の秋」常設委員。
1980年ハンブルク大学理論物理及び数学の主任教授Prof.Pascual Jordan死去により同大退任。
その後、フリーの研究、作曲、文筆活動を行う。
1990年12月25日茨木市にて死去(68歳)

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