公演案内

※終了しました

新内の楽しみ8

~浄瑠璃と長唄三味線で紡ぐ女の物語~

2022年02月11日 (金) 14:00開演 / 13:30開場

チケット取扱
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時代劇に登場する新内流しは江戸情緒たっぷりの音楽、新内浄瑠璃はお座敷で鑑賞されてきましたが、人間の機微を描いた「聞く文学・演劇」でもあります。艶やかな音色の三味線と哀切な節と声で大変ドラマチックなところが特徴です。

一方、長唄は、歌舞伎や舞踊の音楽として美しい旋律や粋な歌が親しまれていて、普通は浄瑠璃と一緒に演奏することはありません。滅多にない演出をお楽しみ下さい。

会 場 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)多目的ホール
チケット
購入・予約

全席自由

1,500円

※茨木市観光協会、茨木市勤労者互助会、OSAKAメセナカード各会員は10%引き(割引は本人のみ。この取り扱いは財団窓口のみ。)
※就学前のお子様はご遠慮ください。

発売日:11月29日(月)
発売初日はweb及び電話の予約受付のみです。
窓口での取り扱い(お支払い及びお引き取り)は翌日からです。

※会場は土足禁止のため、会場備え付きのスリッパ、または上履きをお持ちください

お問い合わせ (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
プレイガイド

ローソンチケット (Lコード:55369)※ローソンの取り扱いチケットは、ローソン・ミニストップ各店舗で直接購入できます。 ≫詳細はこちら

出演

新内志賀語り・三味線:新内志賀(重森三果) しんない しが
京都市生まれ。幼少期より江戸浄瑠璃新内節を研進派初代家元・新内志賀大掾及び新派家元・富士松菊三郎に師事。小唄を里園派宗家・里園志寿栄及び里園志寿華に師事。2012年研進派家元、並びに新内志賀の襲名を果たし、現在は一門の指導・育成に献身している。本名の重森三果名義では、さまざまな文学をもとに脚色した作品や自ら書き下ろした楽曲を、新しい試みをもって精力的に発表している。また数多くの映画・テレビ等に於いて邦楽指導、演奏出演するなど多岐にわたって活動をしている。2014年文化庁芸術祭音楽部門優秀賞受賞。

新内志賀桜三味線・上調子:新内志賀桜 しんない しがおう
滋賀県大津市出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、2017年東京藝術大学邦楽科長唄三味線専攻卒業。2019年京都市立芸術大学大学院音楽研究科修士課程日本音楽研究専攻修了。
4歳より新内志賀に師事。長唄を9歳より稀音家温子に、15歳より東音新井康子に師事。東洋音楽学会正会員。
2019年より現在まで京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター共同研究員(竹内研究室)。
2019年度「伝統芸能文化 復元・活性化共同プログラム」(伝統芸能アーカイブ&リサーチオフィス、京都市、京都芸術センター)で採択された「新内節の発信と保存プロジェクト」は新内志賀と共に活動。

<ゲスト>

今藤和歌美長唄三味線:今藤和歌美 いまふじ わかみ
長唄今藤流  三味線方
幼少の頃、母の師匠である杵屋六幸に入門。10歳で初舞台。
1988年より今藤和歌治郎に師事。
1994年 今藤流 名取取得。
長唄三味線教室「和香海(わかみ)会」主宰。
2014年より長唄と和のコラボイベント「和樂びより」シリーズ主催。
2016年より長唄演奏会「三橙會(さんとうえ)」開催。
2017年 はろうきてぃ太夫「花のはろうきてぃ」作曲。
2019年「イシハラホール伝統芸能シリーズ 歌舞伎舞踊と長唄の美学 〜中村壱太郎丈を迎えて〜」企画及び出演等。
各種学校での実技指導。ディナーショー出演など、邦楽に限らず様々な舞台やイベントに出演。MBS、FMラジオ等出演。長唄協会会員。
一般社団法人 古典芸能プロジェクト 理事。

演目

◆古典:傾城三度笠~新口村の段~

文楽・歌舞伎では「冥途の飛脚」、通称「梅川忠兵衛」として有名な近松門左衛門の作品です。その後「傾城恋飛脚」「恋飛脚大和往来」と大ヒットして改作が重ねられました。飛脚屋の実際の横領事件がモデルで、親子の情、男の意地、美しく切ない道行き、と多くの見せ場で人気を博してきました。

◆新作:続・上方オマージュ:大正・昭和編

【あらすじ】
歌舞伎(芝居)を支える長唄三味線の世界の中、ずば抜けた才能を持つ一人の三味線弾きの女がいた。が、うまくても舞台は男のもの。葛藤しつつ、大阪大空襲も不屈の精神でくぐり抜けて、女が芸に生き抜く物語。「新しい時代」といわれながら実際は未だ理不尽なことが多々ありました。現代にも通じる、生きることや芸とは・・渾身の演奏でお見せします。


主催
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055

制作
アクティブKEI

後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会

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