感受性豊かなこどもたちと伝統芸能との出会い、大藏流狂言師・茂山千三郎が演出します。「狂言」を通じて日本の伝統を身近に感じてもらうための体験講座です。
※緊急事態宣言の延長に伴い、当初の日程から変更しております。
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【講座】受講料:1,000円(4回通し) <対象・定員> 受付開始:4月11日(日) お申し込みは電話(072-625-3055)およびweb受付 ※講座から発表まで5回通し、保護者同伴でご参加ください。 |
お問い合わせ | (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055 |
茂山千三郎(しげやませんざぶろう)
1964年生まれ(56歳)
祖父三世茂山千作(人間国宝)、父四世茂山千作(人間国宝)に師事。
三歳、「業平餅」童にて初舞台。古典研鑽を積みつつ大阪芸術大学にては、学生劇団にも参加し能楽狂言の世界に留まらず、様々な世界と交流・共演を試みる。
狂言師として50カ国におよぶ海外公演も参加。FM京都αステーションにてパーソナリティーを14年間、またKBS京都テレビではキャスター、レポーターを歴任、国内外の若者たちへ古典芸能“狂言”の魅力を紹介。
ここで培った話術で講演講師としての活動も多い。他ジャンルの交流は広くまた演出家としても活躍。
デビュー作ミュージカルドラマ「ONATSU」では現代劇・オペラ・ミュージカル・狂言をユニットさせ、好評を得る。2013年堺シティーオペラ「ちゃんちき」の演出で「UFJ信託銀行奨励賞」受賞。
落語立川志の輔、中国古箏伍芳、二胡奏者チェンミン、夏川りみ、などと数々のコラボに挑戦し、京都大学前総長霊長類学者 山極寿一氏とともにゴリラの一人狂言「ゴリラ楽」発表。アーティストとのコラボに留まらず、学問との垣根を超える融合を試みる。
1999年「京都府文化奨励賞」2004年「京都市芸術新人賞」2014年「京都府文化功労賞」受賞、2015年からは自身の狂言会「三ノ会」を発会、野村万蔵・野村萬斎と「武悪」を競演。以後東京、京都と全国で公演を展開。
2020年コロナ禍でもオンラインレクチャーや配信を続け、芸術文化の伝播を試み、文化の灯火が消えることのないよう地道に活動する。
2021年新しい時代の幕開けに、茂山千五郎一門から独立、父・祖父から受けた薫陶を咀嚼し、自らの狂言道を極める決意をする。
中川昌典(なかがわまさのり)
1986年生まれ(35歳)
茂山千三郎に11歳から師事
1999年7月「しびり」にて初舞台
2014年2月「那須之語」を披く
廣瀬湧子(ひろせゆうこ)
2歳より茂山千三郎に師事
1996年2月(3歳)「いろは」にて初舞台
1999年12月「靭猿」の猿(7歳)
2016年9月「三番三」(23歳)
2021年5月「那須之語」(28歳)を開曲予定
黒川亮(くろかわりょう)
3歳より茂山千三郎に師事
1997,7.30生まれ23歳
2001年7月「いろは」にて初舞台
2002年1月「靭猿」猿を披く
主催
(公財)茨木市文化振興財団 072-625-3055
後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会
企画協力
サブ・アーツ(茂山千三郎事務所)