公演案内

音楽 主催

いばらきオペラ亭Vol.35

※終了しました

リゴレット

これであなたもオペラ通!初めての方も楽しめる、解説つきコンサート♪

2019年12月08日 (日) 14:00開演 / 13:30開場

チケット取扱
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プロデューサー・木村孝夫さんとステージング・高木愛さんから、公演の見どころを紹介するメッセージを頂きました!

会 場 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール
チケット
購入・予約

全席指定

1,800円

※茨木市観光協会、茨木市勤労者互助会、OSAKAメセナカード各会員は10%引き(割引は本人のみ。この取り扱いは財団窓口のみ。)
※就学前のお子様はご遠慮ください。

発売日:9月27日(金)

発売初日はweb及び電話の予約受付のみです。
窓口での取り扱い(お支払い及びお引き取り)は翌日からです。

お問い合わせ (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
プレイガイド

ローソンチケット 0570-000-407(オペレーター対応)・Lコード予約 0570-084-005(Lコード:57268)
※ローソンの取り扱いチケットは、ローソン・ミニストップ各店舗で直接購入できます。 ≫詳細はこちら

 

プログラム

G.ヴェルディ《リゴレット》

出演

脇坂法子ジルダ:脇阪法子

 

伊藤友祐リゴレット:伊藤友祐

西影_星二マントヴァ公爵:西影星二

東平聞スパラフチーレ:東 平聞

味岡真紀子マッダレーナ:味岡真紀子

前川裕介ピアノ:前川裕介

高木愛ステージング:高木 愛

ものがたり

[第1幕 第1場] 16世紀、イタリアのマントヴァ、公爵の館の大広間
 舞踏会が催され、マントヴァ公爵は教会で見かける美しく若い娘のことが気になっているが、まずはチェプラーノ伯爵夫人を今夜の獲物と定め、次から次へと女性を手玉に取る愉しみを歌う。
 やがて伯爵夫人が現れ、公爵は口説き落とし別室へと連れて行く。夫人の行方を捜すチェプラーノ伯爵はリゴレットによって笑いものにされる。そこへ老人モンテローネ伯爵が、娘の名誉が傷つけられたとして公爵へ抗議に現れる。リゴレットは彼もまた嘲笑の的にしようとするが、モンテローネ伯爵は公爵とリゴレットに痛烈な呪いの言葉をかけ、リゴレットは内心恐怖に打ち震える。

[第1幕 第2場] 街外れのリゴレットの家の付近
 家路へ急ぐリゴレットだが、モンテローネ伯爵の呪いが頭から離れない。殺し屋スパラフチーレが現れ、自分の殺し屋稼業を話すが、リゴレットは「用はない」と彼を立ち去らせる。帰宅したリゴレットを娘ジルダが迎える。彼女は父親の素性、亡くなったと聞かされている母親はどんな女性だったか、などをリゴレットに尋ねるが、教会に行く以外は外出するなと厳命して去る。ジルダが独りになると、いきなり公爵が現れる。彼は「自分は貧しい学生」と身分を偽り、熱烈な愛情を告白する。初めは驚くジルダだったが、生まれて初めての感情に陶然とする。愛情を確かめ合い公爵は去る。独りジルダは彼の名前を呼び、喜びに浸る。
 家の周りに廷臣たちが現われる。彼らはジルダをリゴレットの情婦と思い込んでおり、彼女を誘拐して公爵に献呈しようと考えていた。リゴレットもそこに戻ってくるが、言葉巧みにリゴレットに目隠しをし、ジルダは誘拐されてしまう。リゴレットは自分にモンテローネ伯爵の呪いが降りかかった、と恐れ慄く。

[第2幕] 公爵の館の広間
 ジルダが行方不明になった事は公爵にも伝わり、その身を案じる。しかし廷臣たちが、「若い娘を誘拐し、殿下の寝室に待たせております」と、自慢話を始めると、公爵はそれがジルダであると悟り、寝室へと向かう。
  リゴレットが現われ、娘の所在を探し回る。小姓と廷臣たちの会話からジルダが公爵と共に寝室にいると確信したリゴレットは、娘を返せと激情する。するとジルダが寝室を飛び出してきてリゴレットと再会する。彼女は、貧しい学生と名乗る男には教会で初めて出会ったこと、裏切られたと知った今でも、彼への愛情は変わらないことを父親に切々と訴える。一方リゴレットは、モンテローネ伯爵に代わって自分こそが公爵に復讐するのだと天に誓う。

[第3幕] ミンチョ河畔の居酒屋
 スパラフチーレの営む、いかがわしい居酒屋に士官の身なりをした公爵が現われる。外にはリゴレットとジルダ。真実を見るのだと壁穴から中を覗かせる。公爵は「女はみな気まぐれ」と歌うと、スパラフチーレの妹マッダレーナが現れ、公爵はマッダレーナを口説く。
 リゴレットは娘に、この街を去りヴェローナに向けて出発せよと命令する。
 残ったリゴレットはスパラフチーレに、公爵を殺し死体を自分に渡すことを依頼し、前金の金貨10枚を渡し去る。酔った公爵は居酒屋の別室で寝込んでしまう。
 外は嵐。公爵に惚れたマッダレーナは兄に「命だけは助けてほしい」と願う。それは殺し屋の道徳に反すると反対していた兄も妹の願いに、真夜中の鐘が鳴るまでに誰かがここに訪れたら、その者を身代わりに殺すことにする。ジルダは公爵を諦め切れず再び現われ、自分がその身代わりとなることを決断する。嵐が一段と激しくなる中、ジルダは遂に意を決してドアを叩く。
 リゴレットが戻ってきて、残金と引換えに死体入りの布袋を受け取る。すると公爵の歌声が聴こえリゴレットは驚く。慌てて袋を開けるとそこにはジルダ。彼女は、父の言いつけに背いたことを詫びつつ、愛する男の身代わりになり天に召される幸福を語り、息絶える。残されたリゴレットは「ああ、あの呪いだ!」と叫び、崩れ落ちる。

 


主催・お問合せ
(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
茨木市音楽芸術協会

後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会

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