活弁(かつべん)ってご存じですか?
映画に音がついてなかったむかしむかし、シーンとした状態で映画を観るのではなく、
活動写真弁士(弁士)による語りや楽士の伴奏とともに、映画が鑑賞されていました。
「なんだかむずかしそう・・・」いいえ、これが昔と思えぬ斬新さ!大人もこども大笑い!
100年前の映画のおもしろさに、きっとあなたもビックリすることでしょう。
百聞は一見にしかず…!活弁を見たことないという方も、ぜひ御来場ください。
※公演は終了しました。
⇒当日の様子はこちら
会 場 | ①茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)1F喫茶・食堂 |
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チケット 購入・予約 |
①ワークショップ 参加無料(要・申込) ②活弁公演 全席自由 入場無料(要・申込) |
お問い合わせ | (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055 |
カツベン体験!グループごとに台本作りからサイレント映画に合わせて発表していただきます。 ※親子でも、お一人でもご参加可能。親子でご応募の方は、1グループとなります。 なお、お一人でご応募の方は、応募者の状況により、グループもしくはお一人様での体験かを調整します。 ※小学校3年生以上対象 ◆講師 大森くみこ(活動写真弁士)
◆発表会
発表会は、当日12:30~13:00に開催します。
活弁公演にご参加の方で、発表会の見学を希望される方は、
12:30までに多目的ホールにお集まりください(入場無料・予約不要)
◆出演
大森くみこ(活動写真弁士)
鳥飼りょう(サイレント映画専門の楽士)
◆上映作品
『月世界旅行』
フランス/1902年/12分/監督:ジョルジュ・メリエス
世界初のSF映画!?いつか宇宙に行ってみたいという思いは今も昔も変わりません。
映画史を語る上でかかせないジョルジュ・メリエスの不朽の名作。
『What’s カツベン』
活弁ってなに?
映画の誕生や活弁についてのおはなし。
『キートンの蒸気船』
アメリカ/70分/1928年
原題:Steamboat Bill Jr.
監督:チャールズ・F・ライズナー/バスター・キートン
出演:バスター・キートン/アーネスト・トレンス/マリオン・バイロン/トム・マクガイアー
ミシシッピー川で操業する蒸気船の船長ビル。その父の元へ帰ってきた息子は、都会かぶれのチャラ男な上に、商売敵のキングの娘メアリーと恋仲に。落胆するビルだったが、父のピンチを救ったのは頼りなかったはずの息子であった・・・
笑わぬ喜劇王バスター・キートンの傑作。クライマックス大嵐のシーンは怒涛の超絶アクションとギャグの連打。中でも映画史に残る伝説の名アクション「壁ギャグ」は、もはや芸術の域!
協力:喜劇映画研究会
◆活動写真弁士 大森くみこ
2012年弁士デビュー。関西を活動拠点に無声映画上映会、国内外の映画祭等に出演。招聘された映画祭は台北映画祭、韓国インディアニフェスト、京都国際映画祭、京都ヒストリカ国際映画祭など多数。2019年にはロサンゼルスで行われた「The Art of the Benshi」にて好評を博す。天満天神繁昌亭昼席に色物で定期出演、OSシネマズ神戸ハーバーランドでは定期活弁ライブを開催。TV・ラジオパーソナリティー、ナレーターとしても活躍。関西弁も駆使したコメディポップな作品からシリアス作品まで、また可憐な少女からおじさんまで硬軟問わずの語りが持ち味。日本女子体育大学出身の力持ち。
◆ピアノ 鳥飼りょう
サイレント映画の楽士。ピアノ、パーカッションを演奏。
全ジャンルの映画に即興で伴奏をつけ、これまでに伴奏した作品数は500以上。国内外の映画祭や劇場等での伴奏上映に多数出演している。2021年、ピアノを常設する映画館を巡る全国ツアー「ピアノ×キネマ」を開催。現在、最も上映会で演奏する楽士のうちの一人。無声映画振興会代表。
主催
茨木市
(公財)茨木市文化振興財団 072-625-3055
制作
淀川文化創造館シアターセブン/宣伝協力:さかいひろこworks
後援
茨木商工会議所 茨木市観光協会