会 場 | 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール |
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全席自由 時刻指定1,000円 ※就学前のお子様はご遠慮ください。 発売日:8月26日(木) ※当日のご精算もお受けします。 |
お問い合わせ | 株式会社大阪映画センター TEL.06-6719-2233 |
「花のあとさき ムツばあさんの歩いた道」(112分)
監督・撮影:百崎満晴
語り:長谷川勝彦
出演:小林ムツ 小林公一
秩父の山深い村に暮らす小林ムツさんは、平成に入った頃から、夫の公一さんとともに、丹精込めた段々畑をひとつまたひとつと閉じそこに花を植えてきました。
その数、1万本以上。
ムツさんは言います。
「長い間お世話になった畑が荒れ果てていくのは申し訳ない。せめて花を咲かせて山に還したい…」。
それはまるでふるさとに花を手向け、終わり支度をしているかのようでした。二人が心がけていたのは、いつか誰も世話をする人がいなくなっても咲く、丈夫な花を育てること。人も花も、老いて枯れる時が来ても、いのちが次に引き継がれるように…。
暮らす人が年々いなくなる小さな村は、春、色とりどりの花に包まれるようになりました。福寿草に始まって、レンギョウ、ハナモモ、ヤマツツジ。潤いの雨を受けてアジサイが咲き、秋は、苗木の時から夫婦で育てたモミジが彩ります。「いつか人が山に戻ってきたとき、花が咲いていたらどんなにうれしかろう。」柔らかな笑顔でそう言っていたムツさん。でもやがて、つらい出来事が―。
ムツさんの歩いた道を、美しい山里の四季とともにたどります。
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(公財)茨木市文化振興財団