公演案内

大衆芸能 主催

第229回公演/茨木市市制施行70周年記念事業

※終了しました

新作狂言「茨木童子2018」

2018年10月21日 (日) 15:00開演 / 14:30開場

チケット取扱
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茨木市70年を祝うため、茨木童子再臨!!

茨木童子の物語は、地域によって諸説が伝えられ、その一部は謡曲や歌舞伎の演目としても今日に語り継がれています。
 茨木市に伝わる物語もいくつかのヴァリエーションがあります。
その伝説の鬼が今、茨木市では、シンボルキャラクターとして、まちづくりに取り組んでいます。

そして2013年、狂言界のチャレンジャー、大蔵流狂言師 茂山千三郎を作・演出に迎え、あらたな茨木童子物語が、新作狂言「茨木童子」として誕生しました。その後2014年、2016年に改訂再演を行い、好評を博してきました。
 茨木市市制施行70周年の今年、その記念事業として、茨木童子がクリエイトセンターに帰ってきます。
 古典狂言、筑前琵琶の演奏や、アニメ声優・三ツ矢雄二×狂言師・茂山千三郎のスペシャルトークとあわせてお楽しみください

会 場 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)センターホール
チケット
購入・予約

全席指定

3,000円
65歳以上、障害者及びその介助者2,500円
青少年(24歳以下)1,000円

※茨木市観光協会、茨木市勤労者互助会、OSAKAメセナカード各会員は10%引き(割引は本人のみ。この取り扱いは財団窓口のみ。)
※就学前のお子様はご遠慮ください。

お問い合わせ (公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055
プレイガイド

ローソンチケット 0570-000-407(オペレーター対応)・Lコード予約 0570-084-005(Lコード:51498)
※ローソンの取り扱いチケットは、ローソン・ミニストップ各店舗で直接購入できます。 ≫詳細はこちら

チケットぴあ Pコード予約 0570-02-9999(Pコード:139-286)
※ぴあの取り扱いチケットは、セブン-イレブン各店舗で直接購入できます。≫詳細はこちら

 

 

 

出演

 

茂山千三郎

1964年9月4日、十二世茂山千五郎の三男として生まれる。自主公演の花形狂言会やTOPPA!を主宰し、古典狂言の魅力をアピールする。その反面、FM京都のパーソナリティを14年勤め、京都市交響楽団や立川志の輔、夏川りみ、籔内佐斗司らともコラボし、古典の枠にとらわれない活動を展開。『だんご聟』、『都わたり』など、新作狂言の脚本も手掛け、中でも『流れ星-X』は愛・地球博その他で発表し、各地エコロジー団体より上演の要請を受ける。近年では團伊玖磨作曲のオペラ『ちゃんちき』を演出し、UFJ信託銀行奨励賞受賞。著書に集英社新書『世にもおもしろい狂言』がある。
 

 

筑前琵琶:片山旭星

1955年愛媛県生まれ。1977年より筑前琵琶を人間国宝 山崎旭萃、山下旭瑞、菅旭香に師事する。88~89年、新内を人間国宝 岡本文弥に師事。90~96年、肥後座頭琵琶を、最後の琵琶法師と言われた山鹿良之に師事。その旋律、奏法を次代に伝える数少ない琵琶奏者として、玉川教海の名前で活動している。一方、古典のみならず、現代邦楽、民族音楽等、ジャンルに捕われない演奏活動やジャズ、ダンサーとのセッションライブ。演劇、舞踏の音楽制作、作曲など、幅広い活動を通して、琵琶という楽器の持つ独特の音色を生かした新たな可能性を追求している。学習院大学非常勤講師。

 

 

三ツ矢雄二

愛知県出身。主な出演作は、アニメ『タッチ』(上杉達也)、『キテレツ大百科』(トンガリ)、『ガラスの仮面』(桜小路優)、『超電磁ロボ コン・バトラーV』(葵豹馬)、『それいけ!アンパンマン』(カツドンマン)、映画『アマデウス』(モーツァルト)、『バック・トゥーザフューチャー』(マーティ)、『ライオンキング』(ティモン)、『リロ&スティッチ』(プークリー)ほか。

 

 

 

      

鈴木 実          丸石やすし        松本 薫       茂山宗彦

演目

■古典狂言「千鳥」
 太郎冠者:松本 薫
 主人:鈴木 実
 酒屋の亭主:丸石やすし
後見:井口竜也

【あらすじ】
 付けで酒を買ってくるように主人に命じられた太郎冠者が、支払がたまっているため酒屋は酒を売ってくれません。太郎冠者は亭主を巻き込み津島祭の様子を囃しながら調子よくはなします。その隙に樽に近づき持ち去ろうとしますが、亭主にとがめられます。今度は山鉾を引く様や、流鏑馬などを話し、最後には馬に乗る真似をしながら走り回り隙を見て酒樽を持ち帰ります。何とか酒を手に入れようと、祭りの様子を身振りをまじえて演じる太郎冠者の奮闘ぶりが見どころです。

■新作狂言「茨木童子2018」(改訂台本版)
茨木童子:茂山千三郎
ならず者:茂山宗彦   
 父:丸石やすし
母:松本 薫
 子役:茨木の子どもたち
後見:井口竜也 鈴木 実
お囃子:民族芸能アンサンブル 若駒

【ものがたり】
 子どもたちと楽しく歌い舞う茨木童子は、自分の昔を話しながら子ども達に教えを説く、今は良い鬼となりました。また、このまちには親の言うことを聞かないならず者の少年がおり、悪さを繰り返してはまちの人々を困らせておりました。困り果てた少年の親は茨木童子に助けを求めると、茨木童子は恐い鬼の姿で叱りに来るのですが・・・

■筑前琵琶曲「羅生門」
 筑前琵琶:片山旭星

 羅生門は都の南端に構えられた大門です。源頼光らとともに賊を退治した渡辺綱(わたなべのつな)は、祝いの酒宴で「羅生門に悪い鬼が出る」という話を聞き、単身現場に向かいます。夜更けの羅生門で綱と茨木童子が!茨木童子の悪鬼時代のエピソードを紹介するとともに、長く継承されてきた伝統芸能・筑前琵琶の演奏と語りを体感いただきます。

■スペシャルトーク
茂山千三郎(大蔵流狂言師)×三ツ矢雄二(声優)
 司会:甲斐祐子

※曲目は変更になる場合があります。予めご了承ください。

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